ケニアの未来について

ケニアの未来のこれまでの歩み

2014年5月

Youth Change Initiativeの発足

設立者であり、ケニア事業総括の橋場美奈がケニア、マチャコス県でYouth Change Initiative(Community Based Organisation)を少年司法関連機関の職員を中心としたケニア人14名と共に設立。

2014年5月
2014年8月

ケニアの未来プロジェクトの発足

日本でYouth Change Initiativeの活動を支える任意団体ケニアの未来プロジェクトを設立し、寄付を集める。

2014年8月
2015年1月~12月

ケニアでの活動の活性化

2015年の一年間を通じて、設立時からの募金で
Youth Change Initiativeを通じてケニアでの活動を行う。
一年間で、マチャコス市街近郊の2地区で初めて保護司を選出するパイロット事業を実施。
その他に、少年院を出所した少年への個別職業訓練支援とグループセミナーを通じた社会再統合への支援を実施。

2015年1月~12月
2016年9月

NPO法人ケニアの未来として再スタート

千葉県へ特定非営利活動法人格申請。ケニアの未来プロジェクトからNPO法人ケニアの未来として再スタートを切ることに。

2016年9月
2016年12月

特定非営利活動法人ケニアの未来認証

特定非営利活動法人ケニアの未来が認証される。

2016年12月
2017年8月~7月

初めての助成金事業を実施

庭野平和財団助成による「ケニアの地域社会の保護司による少年・青年の更生支援事業」を実施。
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2017年8月~7月
2018年5月

ケニア国内でのNGO登録認可

ケニア国NGO調整委員会に、“Mirai Future of Kenya” としてNGO登録認可を受ける。

2018年5月
2018年7月~2020年7月

JICA 草の根事業の実施

独立行政法人国際協力機構(JICA)草の根技術協力事業(支援型)「ケニア共和国マチャコス地方の地域社会における非行少年及び青年の更生保護活性化事業」を開始。
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2018年7月~2020年7月
2019年7月~2021年3月

LUSH JAPANチャリティバンク助成事業

LUSH JAPAN チャリティバンク助成による「ケニアにおける児童保護ボランティアの活性化と地域密着型の活動形成事業」を実施。
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2019年7月~2021年3月
2020年

新型コロナウイルスの流行

世界中で新型コロナウイルスが流行し、ケニアでも猛威をふるう。学校が休学になったことにより、若年妊娠、虐待等のリスクが急激に高まり、ケニアの未来として家庭訪問等の対応を行う。

2020年
2021年9月〜

JICA 草の根事業(第2フェーズ)の実施

独立行政法人国際協力機構(JICA)草の根技術協力事業(支援型)「ケニア共和国マチャコス地方ムワラ県における地域住民による早期妊娠予防活動の実施能力向上事業」を開始。
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2021年9月〜

設立者・橋場美奈のプロフィール

 

英大学院を卒業後、タンザニア協力隊員、アフリカ日本協議会スタッフ、アフリカ地域開発市民の会のケニア事務所調整員などを経て、2010年独立行政法人国際協力機構(JICA)の少年保護関連職員能力向上プロジェクトの運営に従事。
ここでケニアの少年司法分野の問題と出会い、非行少年たちの社会内処遇を実現するために、また非行・犯罪を防止するために、地域社会での子どもの保護活動、非行少年への更生保護活動の充実化を図ることが重要と考えるようになる。
2013年に同JICAプロジェクト終了後、2014年に特定非営利活動法人ケニアの未来の前身となるケニアの未来プロジェクトを設立。

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ケニアの未来・設立趣旨

ケニアでは近年インフラの整備や活発な民間投資が進んでいるが、その一方で開発の波にのることができない貧困層は多く、特に若年者の失業率は深刻である。根深い貧困問題がある中で、特に人生に目的が持てない子どもや青年が、様々な反社会的活動を行い、それが地域、ひいては国全体の不安定な治安、例えば若者によるテロの実行、学生の過激化などにつながる状況も生まれている。

前身の任意団体ケニアの未来プロジェクトでは、ケニアの保護観察局と共同で日本由来の制度である保護司の育成を通じて地域社会で少年の更生を図り、非行を予防することを目指し、保護司の選出と研修を実施した。また矯正施設から一般社会に戻った後に少年が再犯することなく社会・学校生活に戻れるように少年院出身者の少年への支援も実施した。

特定非営利活動法人ケニアの未来では、更に活動を発展させ、親や学校を含めた地域社会での様々な関係者が協力して子どもを守る力を養う活動を実施していきたい。また、ケニアにおける開発援助協力の恩恵からとりこぼれ、社会的に弱い立場にある子ども、青年、女性に対する個別の支援もケースに応じて実施したい。

また児童虐待や育児放棄など、子どもの問題は日本でも年々深刻化しているように見受けられる。現代社会で普遍的にみられるこれらの問題について、ケニアの子どもたちの状況を知り、共に考えていく活動を日本においても実施していきたい。

地域社会での子どもの健全育成は多くの関係者の関与が必要であるため、このような活動をより安定した形態で長期的に実施するために、ここに新しい特定非営利活動法人を設立する。


SDGs 私たちの活動と関連するゴール

ケニアの未来は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。


理事・監事一覧

代表理事・事務局長田中友紀
副代表理事・ケニア事業担当橋場美奈
理事今福章二
理事小貫松江
理事榮 隆男
理事橋本 昇
理事横田雅史
監事永岡典子